つり橋
2021-04-09
2022-02-27
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写真のキャプションには、『白金の沢』とあった。小学生高学年に見える児童、男女5名ずつ、計10名の子どもたち。
昭和30年代の初め頃だろうか。そうだとすると、終戦直後に生れた年代の方々ということになる。
手に、ヤスのような棒、釣り籠のようなものも見える。釣り竿の入った袋のケースのようなものも手にしている。
学校の行事、遠足で開拓の沢に出かけたのだろうか。まだ立派なつり橋もなかった時代、このような木製のつり橋しかなかったという。
叔父や叔母が、ダムができる前のことを思い出すと、開拓にわたるつり橋が何本か架かっていて、「つり橋は怖かった」とよく言う。
手すりも柵もなく、板一枚のつり橋の上に、10人の子どもたち。写真を見るだけでその怖さは伝わってくる。
場所、詳細不明。