明石町の生協 | 高橋正朝 #36 

43905

  

例によって、飯田さんが編集した写真をコピペ。 

  

昭和43年明石町住宅地図

  

 前回、明石町の生協について書いたところ、掲載する前に、飯田さんからメールが入りました。

 昭和43年明石町住宅地図 に載っている 詰所 のすぐ斜め左下に、黒地に白抜き文字で、大夕張生協明石支店T237? と記載されている、ということで、当該部分をピンチアウトしてみたら、確かに、生協でした。

 見落としてました。しかし、変更することなく、そのまま掲載してもらいました。

    

 生協があった場所について、高島ラーメン店 の、高島均 さん に訊くのが、最も確実だろうと思いました。

 高島均 さん が住んでいた家は、お父さんが、大夕張炭鉱を退職するまで、すなわち、明石町駅前のラーメン店を始める前まで、浴場の近くに住んでいたからです。

    

 それで、早速、バンコクから、彼に電話してみたが繋がらない。電話番号は固定電話である。携帯電話を持っているかもしれないが、私は知らない。

   

 十数年前に、鹿島中学校第17期卒業生の名簿を、中学校の元同級生が親切にも郵送してくれました。

 そこに、その時点で、静岡県に住んでいた、高島均 さん の住所と電話番号が記載されていたので、早速バンコクから4〜5回電話して色々話しをしました。 四十数年ぶりになります。

   

 彼とは、鹿島東小学校4〜6年生と、鹿島中学校2年生のときに同級だった。

 電話での声音は、少年時代と同じだった。 そのときは、何の問題もなく固定電話に繋がったので、つい、油断し、携帯電話のことは訊かなかった。 この油断がいけなかった。

    

 彼と連絡をとる別な手段としては、手紙を出すことだが、私のほうに、些細な問題がある。

    

 50代半ばから、字を書こうとすると、手の震えがでるようになった。アル中ではない。図面を描くのに、普通の人よりも力をいれて描いていたから、そのせいである。

 それに加えて、タイプライターを打つときの、指の、特に、小指の酷使だ。

 それと、加齢による、肉体的経年変化。おそらくは、それが主因であろう。歳をとっていることをイヤでも認識させられる。病名は書痙( しょけい )。その上、億劫さも加わり、未だに手紙を書いていない。

   

 そこで、これまた久しぶりになるが、柿崎徹 さん の携帯に電話してみた。

    

 明石町の生協浴場の右横、荒井 さん と記載されている場所にあったのは、彼も記憶していた。   

 柿崎徹 さん は、夕張東高校を卒業してから間を置かず、ご両親と、今の西東京市にあたる地域に引っ越した。

 明石町の生協 が、詰所のすぐ近くに移動したことについての記憶は覚えがなく、ハッキリしないらしい。

    

 話は変わって、上記の住宅地図の明石町番外地に、柿崎 さん の家の記載がないことを告げたら、彼らが東京に引っ越しする直前に委譲した相手が解体したかもしれない、と言っていた。

  

 小学生のとき、何回も彼の家に遊びに行っていたが、大地震があれば、崖が崩壊して、シューパロ川に家が転げ落ちるのではないかと思ったくらい、崖に近かった。

   

 そのうち、大夕張ダムができてシューパロ川の水位が上昇してきたら、地面がダムの水を吸収して、えぐられてしまったらしい。 地図では名前が記載されていない空欄上下2つのうち、上の部分、星野さんの敷地の地面も同様だったらしい。

   

 知らなかったなぁ ••••••。   

 生協 があった場所の話から、まったく知らなかったことまで出てきた電話での会話だった。

 (2021年4月24日 記)


(筆者略歴)

 昭和23年11月に明石町生まれ。鹿島東小学校から鹿島中学校に進み、夕張工業高校の1年の3学期に札幌に一家で転住。以後、仕事の関係で海外で長く生活。現在は、タイ、バンコクで暮らす。


 

1件のコメント

  • 大夕張生協の明石町支店の記憶、記憶と地図の記載のズレ、いつ移動したのか、など興味はつきません。
    私は明石町には、ほとんど行った記憶がありません。。。。というのは、間違いでした、大夕張から出るときは毎回明石町駅前を通っていました。ただ車窓から見える家の連なる住宅街という印象がほとんどと言った方がいいです。
    _
    実際にその場を訪ねたという記憶があるのは、学校祭でいった夕張東高(誰といったかも思い出せない)、東高の内川先生を見送りに行った(個人的に勉強を習った)明石町駅くらい。
    _
    山内バスも、終点の『明石町』(地図でいうと詰所付近だと思いますが)のバス停さえいった記憶はないです。
    土地の様子なども含めてあらためて知る明石町のおはなしは、興味深いです。

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