昭和43年 大夕張全景地図
鹿島小学校郷土学習資料室にあった鹿島地図
この地図は,鹿島小学校の郷土学習資料室に掲示されていたもの。画像修正してあります。
実物は畳二枚を横に並べたほどの大きさのもの。
郷土室の天井近くの壁面に取り付けられてありました。
昭和43年の大夕張の町名と、主な施設について、番号がうってあり、その場所と名称が記されていました。
こまかい町名や、主な建物の場所はここでははっきり見えませんが、大夕張の昭和43年当時の街並みが良く分かります。
私の住んでいた家などもこの地図の中でほぼ正確につかむことができました。
開校40周年の年、昭和43年9月27日に鹿島小学校職員の制作によるものと書かれていました。
鹿島小学校教職員の労作です。
私は、平成9年(1997年)夏休み最中、鹿島小学校を訪れました。小鳥のさえずりも気持ち良い快晴の一日でした。
母校を訪ねたのは、卒業以来でした。
この日、 ただ同窓生であるということだけでの突然の訪問にもかかわらず、温かく迎えてくださった山岸校長先生をはじめ、奥山先生、他職員室の先生方には、感謝するばかりです。
電話で連絡までとってくださり、この日の帰途、鹿島中同期の笠原さん、吉井さん、菊地君と26年ぶりの再会をはたすことまでできました。
鹿島小学校の郷土資料室の展示物は、懐かしいふるさとに、私を引き合わせてくれました。
この年で閉校になるという、鹿島小学校最後の夏を、思いがけず母校で一日いっぱい過ごすことのできる自分の幸せを感じながら、これらの写真や資料を前に時間を過ごしていました。
※上の文章は、『ふるさと大夕張』(1丁目1番地)に、1997年当時自分が書いてあったことを元にしたものですが、読み返すと、今こうして、『ふるさと大夕張2丁目3番地』を作りながら、 「写真や資料を前に時間を過ごす」 「自分の幸せを感じ」ます。