千年町バス通り(富田商店・割烹スミレ・ 井若たばこ屋)

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 昭和38年 千年町のバス通り。まだ雪の名残の残る頃。

 場所的には、相馬屋旅館の向かい側といえばいいだろうか。右に行くと、千年町駅、願正寺方面、左に行けば鹿島東小学校方面である。

 

 3軒商店が見える。

 右は、『井若たばこ屋』

 「たばこ」、「煙草小売所」などの懐かしい看板が目につく。窓のショーケースには、煙草や、酒類の瓶などが飾られている。壁に取り付けられた拡声器も目立つ。

  

 バイクの二人乗りの向こう、真ん中の建物は、『割烹スミレ』。

 

 割烹スミレの看板に書かれた『酒は香蘭』の字が目をひく。『香蘭』は、昭和30年代、室蘭の造り酒屋・小林酒造の商品名、北海道を代表する銘酒だそうである。

 

 その左隣りの客の姿も見える店は、『とみた商店』だ。

 昭和43年には、『井若たばこ屋』は『北海道新聞』になっていた。『昭和49年 千年町商店街』のページの写真では、『北海道新聞』の看板を見ることができる。

 

 左の端にわずかに写っているが、昭和30年代の千年町商店街の写真には、スズラン型の街灯が見られ、洒落ていた。

 

千年町商店街
白黒写真に着色した画像

 

千年町商店街
千年町バス通り。飲食店など、商店が軒を連ね賑やかな通りだった。

1件のコメント

  • うちのおじさん 通ってたな・・
    どんなん女性がいたんだろうか?今でも気になる。

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