故郷を連想するうた | 野口美代子
2021-07-08
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近くに住む人は気軽に、遠くに住む人も距離も時間もなんのそので大夕張へ行く。
25年会の便りを読んで私も思いは大夕張へ。
大夕張を思い出す歌のひとつに「懐かしのバァージニア」というのがあります。
ちょつと昔、流行ったので、お若い方達は、ご存じないかと思いますが。
バァージニアを大夕張に置き換えて。
1.なつかし わが故郷 小鳥の歌も 野の風も
やさしくわれにささやく バァージニア(大夕張) ゆかし春(北)の国
丘(山)の畑にきびはみのり 連なる白き綿の花(山の雲)
バァージニア(大夕張) 空の緑も 思いにうかぶ わが故郷
2.なつかし わが故郷 さびしき沼(シューパロ湖)や 細道の 忘れぬ影(山)は まぶたに
バァージニア(大夕張) 夢よかけりゆく 老いし(去りし)ちちはは はらから(山の友)の
声なき声を胸に聴く バァージニア(大夕張) ついに帰らば 再び去らん日もあらじ(もう2度と心は離れない)
※かっこ内添え書きは東京都民でした。
ヂンギスカンと聴くと羊を連想します。
明石町の駅を降りて、まーっすぐ行って、左側8件目位のところに、唯一1件親戚の家がありました。
そこの家で一匹だけ羊を飼っていました。
毛がもこもこで、おとなしくてかわいい羊でした。
その親戚の家へ行って羊と遊ぶのが楽しみでした。
メエメエと良く鳴く羊でした。
さっき餌あげたじゃない。
遊んであげたじゃない。
うるさいなぁー
と子供の頃思っていました。
30年以上も経って、ハタと気がつきました。
たった1匹で寂しかったんだ・・と。
その後、あの羊は仲間のいる牧場へ帰されたのか、肉にされたのか、私の記憶には残っていません。
(2002年5月31日 記)