洗濯

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昭和30年頃 春日町?

 昭和30年代中頃、家庭に洗濯機がやってくるまでは、天気の良い日に、外で、たらいに桶で水をくみ、洗濯板を使っての作業だった。

 私が子どもだった頃は、母親が洗濯をしているのをそばで手伝うわけでもなく、(手伝いは、かえって母親にとってはじゃまになっただろう)周りをうろうろとして、「じゃまだからあっちへ行ってなさい」の一言を良いことに、遊びだした。

 洗濯を終えた母親が、外の物干しに衣服を干しはじめるを、今度は、物干し竿にかかった洗濯物の間をふざけて走り回っては、(これが、また石けんのいい匂いでたまらなった)最後に怒られるというのが、オチ。 

 この写真には、洗濯をしている母親と、そばで手に風船をもって遊んでいる男の子が写っている。

 この男の子がそうだったかは、知る由もない。

 

 電柱の側にたっている杭には、拡大してみると、「消火栓(漕?)」と書かれた文字が見える。

 

白黒写真に着色した画像

 

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