鹿島小学校 写生 

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 昭和38年頃の鹿島小学校の校外での学習風景。

 右下の家並みは、富士見町。

 啓心寮の建物から倶楽部の庭がある。その前の住宅から、4丁目~5丁目が写り、高い煙突が立つ砿業所の建物、工場群までが見えている。

 遠くの山には、まだ白い雪が残り、5月くらいのころだろうか。丘の子どもたちのには、まだ冷たい風が時折ふきつけていただろう。

 タイトルを『写生』としたが、子どもたちの様子を見ていると、いわゆる写生からイメージする図工の学習で『絵を描き』にきたのではなさそうな気もする。

 

 ランドセルから何か取り出そうとしている女の子、筆箱から鉛筆を取り出す男の子、メモやノートらしきものを手にしている子もいる。

 

 例えば、街の様子をスケッチしながら、気がついたことを書くなどといった、小学校中学年で行なわれていた社会科の地域学習での風景なのかもしれない。

 

 

白黒写真に着色した画像
神社境内から、スキー場よりの山の上

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