バス前(運転手と車掌さん)

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昭和38年頃の三菱(鉱)バス、運転手さんと車掌さん。

白黒の時には気がつかなかったが、色をつけてみて、撮影された場所がわかった。

 

写真、バスの左後ろに見える掲示板の一部と銀色のパイプ。バス右上に見える三角屋根の一部。

 

ここは、昭和31年の開通から40年頃まで、山内線の始発、終着のバス停、『砿業所前』。

後ろに見える建物は、大夕張炭山駅だった。

 

『砿業所前』の行き先表示は、『中学校行』『明石町行』の表示とともに記憶に残る。

家が近かったので、ここから山内線の三菱バスに乗り降りした。

 

砿業所前の崖に面したけっして広くはないスペースで、大きく旋回し、車掌さんの笛に誘導されながらバックで駅の正面につける。

運転手さんの技と車掌さんとのチームワークは、子どもの目にはまさに神業のごとくカッコ良く、尊敬と憧れの対象だった。

 

さて、この写真は、『急行夕張駅前行』表示の旧塗色のバスの前での運転手さんと車掌さん。

三菱は、『山内』、『急行』夕張、『特急』札幌と、呼び分けていた。

夕張行が、『砿業所前』にいるのは、意外だった。

 

白黒写真に着色した画像
大夕張炭山駅、『砿業所前』での運転手・車掌


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