高橋呉服店の思い出 |佐々木洋子
2021-11-23
2022-03-30
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駅前商店街にあった高橋呉服店を、覚えていらっしゃいますでしょうか?
実は、私の母はバスガイドになる前に、高橋呉服店でアルバイトをしていました。
数ヶ月のアルバイトでしたが、高橋夫妻とは今でもお付き合いがあります。
私の記憶は、小学3年生の夏休みに家族で大夕張に帰ったとき、高橋夫妻から籐のバスケットを頂いたことです。
しかし、弟がその頃はやっていた『ゴレンジャーの中の赤レンジャー』が好きで、赤いバスケットの取り合いをした結果、負けてしまい私は白のバスケットを頂きました。
すごくうれしかったのですが、ちょっと、悔しくて懐かしい想い出です。
平成5年に法事があり、母と北海道に行った時、栗沢にいらっしゃる高橋夫妻を尋ねました。
お二人ともお元気でした。それにおばあさまも・・・
今でも、母とおば様は、時々電話をしています。
毎年頂く、北海道のおいしい味覚は我が家の楽しみになっています。
今は、白老にいらっしゃいますが、おじ様が今年の3月にお亡くなりになり、母も寂しくなったと言っています。
(2001年5月22日 記)
佐々木さんのお母様は、昭和40年頃三菱バスのバスガイドで勤務していました。
「ふるさと大夕張」の三菱バス関係の多くの写真は佐々木さん提供のもので、写真の中にその姿を見ることができます。