願正寺のどんぐりの木|信子
2022-01-27
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半年ほど前、仮性近視について調べていたらこちらのホームページに遭遇しました
故郷がインターネット上でも間違いなく現存していたとは!心から感謝します。
私は、昭和24年生まれで、東小学校梅組信田(宍戸)律先生、中学では白田良夫先生、東高校では考古学クラブでした。
ふるさと鹿島ウイルスに、18歳以来感染しておりまして、祖父一道の50年、祖母久の29年法事の本年(平成十六年八月十七日)に鹿島の地を訪れ、子供の頃、登って遊んだどんぐりの木に逢ってきました。
宍戸先生ご夫妻のお話では、この木はミズナラと言って上質の家具材となる為、明治時代には遠く英国から買い付けにきたそうです。
こんなに大きなのが今も伐採されずにいたのは奇跡に近いと、先生もおっしゃっておいででした。
昭和二年に、一道が開拓した住まい跡は、ほぼ開拓直前の自然に戻りつつ、周りはうっそうとしていましたが、彼の地から望んだ夕張岳の美しさは今も変わらずで、感慨深いものがありました。
父静雄も、母セツも、北海道の地に眠っておりますので、また近々訪れたいと願っております。
今回、同行できなかった妹暁子は、どんぐりの木の写真を見てしばし涙ぐんでおりました。
千年町付近では大規模な工事が行われているのかトラックの出入りがありました・・・。
昔オリーブ今はトドより
(2004年9月13日 記)
願正寺を開いた山平一道さんのお孫さんにあたる方からいただいた投稿でした。
生まれ育った地にあるどんぐりの木。
一本の木が自分の人生の思い出につながっている。
鹿島小学校のグラウンドにあった楓の木もそう・・・。
千年町にあった願正寺は、こちらから。
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