八百五十のゲレンデ(3)
2022-02-03
2023-11-10
12042
『大夕張小唄』にも詠われた『八百五十』。
見渡す限りの銀世界 スキーで鍛える この体
スキーをするには絶好の斜面で、ヒュッテもあった。
山神社から尾根伝いにいくコースと、沢づたいに行く2つのコースがあった。
ヒュッテは、吹き抜けの2階もあり、スキーの合宿ともなると十数人もの人数が宿泊する大きさがあった。
夜は火を絶やさないように順番で薪ストーブの番をしたり、湧水で水くみをしたりする必要もあったという。
晴れた日は、夕張岳の麓の大夕張の街がはっきり見える。
多くの人の記憶に残る楽しい思い出。
昭和42、3年ころ、この小屋は火事で消失し、その後プレハブの小屋が建ったそうだ。
小学校6年生の頃、八百五十でスキー宿泊をした河内正三さんの思い出は、次のページから。