春とどろんこ道 | ziny
2022-06-01
2022-06-08
44483
春
さくら咲く ふるさとはたしか ぬかる道
私の記憶では、初めて詰襟(学生服)を着て、学生帽子をかぶって、今年80になるお袋が仕事を休んで、鹿島中学の入学式にいっしょに出かけてくれた。
昭和38年のときの今頃は、道がぬかるんでいて、つり橋(暁橋)を渡るために、千年町から降りる坂が、つるつる、ぬるぬると下りも、上りも苦労した記憶です。
当時の今頃も、関東では桜が咲いていたんですね。
鹿島ではメーデーの頃でも、雪がちらちらしていたこともありました。
また、春の学校の行き帰りには、道端の猫柳(ねこやなぎ)の芽がふわふわと芽吹いていて、親指と人差し指に素敵な感触でした。
今、所沢では桜が満開、明日はお花見の予定ですが、外は雨がしとしと。
花にあらしの・・感じです。
モナリザの微笑みを期待するだけです。
急ぎ足 背中のうえに ほくろかな
(2003年4月4日 記)