昭和48年の街 その6
2022-06-03
2024-08-30
39904
昭和48年(1973年)の大夕張の街。
その3(富士見町の山の方の住宅地)から、ずうっと、その4(北栄町-官行の工場地帯)、その5(大夕張を中心にした駅前)と視線を巡らせて、足下には、神社の登り口でもある鹿島小学校のグラウンドが見える。
下の様子が手にとるようにわかる。
バックネットの前にバッター、マウンドには、ピッチャーがいる。2塁上には、ランナーがいるようだ。
ショートはいるが、3塁らしきものはない。
人数の都合上三角ベースなのだろう。
大夕張駅と郵便局の建物の間の駅前通りを行き交う人たちの姿も、よく見える。
両手を口に当て、「やっほー」と呼びかける。すると、やまびこの音に交じって、「やっほー」とだれかの返事が返ってきそうな・・・・。
そして、確かにあの日、あの時、山の上から叫んでいた誰かがいたような・・・・。
そんな気がする。