校長先生の名刺 |みほ
2022-06-30
2022-07-13
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高校を卒業し上京する前に、岩佐佐太吉校長先生にお電話したところ、
「お会いしましょう」
と、おっしゃってくださり、ランチをご馳走になりました。
校長先生は、六年生の時に理科を教えてくださり、その当時のことを思い出して、「とても楽しかった」と懐かしがられておられました。
実験の授業がとても分かりやすく、100点取ると壁に貼ってくれたり、鹿島小学校の裏の河原に行って地層の勉強をしたり、楽しい授業でした。
お会いした時に名刺を下さいました。
名刺の裏に、次のように書いてくださいました。
生きて居るということは
借りをしていること
生きて行くことは
借りを返すということ
半世紀も前の出来事です。
(2022年6月29日 記)
当時の授業を受けました、
理科で100点を取ったことのない自分でも、100点を取らせてくれる。
そして自信を付けさせてくれる。
そんな教え方でした。