ミミズの謎 | 内川准一
自分のことを言うと、物好きな人間で、興味がわくといろんな所に出向きます。
同時に、わからないことにはいつまでも拘泥するナンタラ質の面があるようです。
そんな私が、無農薬農作物を買いに、かみさんを連れて北広島まで出向きました。
そこで、虫食いの穴だらけのキャベツを発見しましたが、さすがにこれは買えません。無農薬では葉物野菜の栽培はつらいのです。
キャベツの葉っぱの青虫取り。昔はよくやりました。
青虫だけでなく、鹿島小学校のみそ汁の給食には、ミミズも時々入ってました。
飲み干した椀の底から出てきたこともあれば、クラス全員が無事に食べ終えた後になって、何気なくかき混ぜた給食バケツ(?)の残りの中からワワと言うくらい出てきたこともありました。
何でこんなにいるんだ? オエー
笑ってください。私は最近まで、このミミズたちはキャベツの中から出てきたものだとばかり思いこんでいた。
だけど、職場の同僚にこの話をしていて言われた。
「ミミズはキャベツにはつかない」
「当たり前じゃないか!」
それでは、あのミミズ達はどこから来たのだろう。
これが私の疑問です。
これに対する推測はこうです。
ミミズは水道の蛇口からでてきた。
そこで、水にうるかされているキャベツの葉の中に潜り込んだ。
おばさん達はよそ見しながらそれを刻んだ。
なにせ、2千人に近いマンモス小学校だったのだ。 当時。
実は、小学校の厨房の洗い桶の中にミミズがいるのを見たことがあったのだ。
では、なぜ水道にミミズが紛れ込んだのだろう。そして、どうして、一般の水道には(知る範囲で)ミミズがいなかったのだろう。
これには、さらに、こう推測する。
1 小学校の水道は、他とは別系統で川から直に引いていたのではないか
2 水道管から小学校の厨房の間に、外部に水をためておくマスかプールがあって、そこから入ったのではないか
3 水道は時々断水した。そのとき、水が抜け負圧になった水道管の中に、泥と一緒にミミズが逆流して入ったのではないか。昔の管はつなぎ目だらけだ。
本当の所は、全くわからない。推測だけだ。
もし誰か、ヒントになるようなことを知っていれば教えてください。
「なぜ大夕張だけに小児マヒがはやったのか?」
関連があるのかどうか分かりませんが、こちらの疑問も、私の中では謎のままです。
(2000年8月31日 記)