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八百五十 山の向こうへの思い 大夕張の全景

八百五十 山の向こうへの思い

昭和40年頃、八百五十山頂からの大夕張。 あいにく対面の夕張岳は雲の中だが、礦業所以北の官行の工場地帯から、千年町・常盤町あたりまでの住宅地が雪の中に黒く見えている。 白黒写真に着色した画像   八百五十山頂からの大夕張 やまのむこうは? 【丸山直記】1999年02月23日    私は昭和23年6月…
昭和32年 横綱千代の山・栃錦 大夕張巡業 楽しかった日々

昭和32年 横綱千代の山・栃錦 大夕張巡業

  横綱千代の山と栃錦の巡業風景。 千代の山の横綱土俵入り。(円内は栃錦)   昭和32年(1957年)8月2日、この日は金曜日だ。 平日ではあるが、夏休みの真っ只中。 神社下の教会横にあった土俵に大勢の人達が駆け付けた。   食い入るように見つめる土俵下の人達。その後ろに見える顔、また人の顔。 写…
湖面に映える夕張岳 写真

湖面に映える夕張岳

  『ふるさと大夕張』の写真掲示板に、2014年12月に投稿された晩秋の夕張岳の写真。 湖面に見事に夕張岳が映り込んでいます。 静かでクールな、そして時間がとまったような不思議な感動を覚えました。       投稿された准さんは、次のように書きました。    夕張本町出身のフジワラさん撮影  11月…
ミミズの謎 | 内川准一 随想

ミミズの謎 | 内川准一

 自分のことを言うと、物好きな人間で、興味がわくといろんな所に出向きます。  同時に、わからないことにはいつまでも拘泥するナンタラ質の面があるようです。   そんな私が、無農薬農作物を買いに、かみさんを連れて北広島まで出向きました。   そこで、虫食いの穴だらけのキャベツを発見しましたが、さすがにこ…
「太古の森」に帰り始めた? |jun 訪問記

「太古の森」に帰り始めた? |jun

 この場合、国語的には「帰る」と「返る」はどちらなのか・・   だけど、雰囲気的には「帰る」にしたい。  2019年10月11日(金)  1年半ぶりに大夕張に帰った。   紅葉が進んでいてすごく綺麗。   行く度に思うけれど、本当に美しいところですね、我が故郷は。    で、今回びっくりしたのは、植…
時計屋さんの白ネコ |  内川准一 思い出ばなし

時計屋さんの白ネコ |  内川准一

 林さんの『猫とブルドック』の話を読んで、    ずうっと考えていました。   岳富町の時計屋の窓にいたという、両眼の色が異なる猫のことです。   昭和37年まで、弥生町の我が家で飼っていた猫がそうでした。   白地に茶色の斑が混じる二毛ネコで、片眼が金色に近い黄色で、もう一方がブルーグレーのような…
昭和36年鹿島小の修学旅行 |内川准一 思い出ばなし

昭和36年鹿島小の修学旅行 |内川准一

 小学6年の修学旅行のことです。  昭和36年の修学旅行は、汽車で清水沢駅前に集合。  集まった生徒約400人は、ここでバスに乗り換えて支笏湖経由で苫小牧に向かったのです。  苫小牧では元町か糸井のあたりでバスを降りました。  山猿のわれわれは、ここで、生まれて初めて(?)海辺の砂遊びを楽しみました…
グラウンドは春 -2010- | 内川准一 訪問記

グラウンドは春 -2010- | 内川准一

 グラウンドは春ですよ。  今日、娘の運転練習で大夕張まで足を伸ばしました。  FFの夏タイヤでも何とかたどり着けました。    夕張岳は真白で、グラウンドはふきのとうの盛りです。  (アイヌネギがどこに生えているか私は知らない。)   驚いたのは新しい国道452号の舗装が官行辺りまで既にほとんどで…
ニュース映画 | 准 随想

ニュース映画 | 准

先ほど、札幌駅北口のアングラ劇場「さそり座」で「放射能を浴びたX年後」という映画を見てきた。 1954年以降繰り返されたビキニの核実験と、当時南太平洋各地で操業していて被爆した日本のマグロ漁船の乗組員の現在を訪ねるドキュメントだった。   ビキニと言えば第五福竜丸だけが有名だが、実は500隻もの漁船…
サーチャージの日| 准 訪問記

サーチャージの日| 准

サーチャージから6日後(水位299.5m)の新白金橋 平成26年(2014年)11月12日(水)  試験湛水中のシューパロダムが、明日11/13(木)最高水位に達します。 (18時現在 雷雨ですが、今日中の最高水位はありません。)   けれど明日の天気予報は雨。  14日(金)には晴間がありそうなの…
火の用心 | 内川准一 随想

火の用心 | 内川准一

春ですね。 アパート裏手に広がる北大第二農場の雪融けも近い。 ここの雪原は、毎年、ある日突然、一斉に融ける。 そして、土の原(畑)に変わるまでのわずかに2日ほど巨大な沼が出現するのです。  そして、瞬く間に消えてしまうのです。 私はこれに名前を付けています”さまよえる湖、幻の北大湖”これを見た者(新…
雪中ジャンプと凍ったタオルのチャンバラ |内川准一 思い出ばなし

雪中ジャンプと凍ったタオルのチャンバラ |内川准一

雪中ジャンプよくやりました。 私らはもっぱら4軒便所の屋根からでした。  姿が完全に雪に埋没するのが最高でした。 長靴から足が抜けなくなるのもお構いなしで、かかとの上にしもやけを作って血を滲ましていた。 最近見かけないタイプの子供だったんだね。栄養状態も悪かったのかしらん。 あと、タオルでチャンバラ…
鬼ごっこ |内川准一 思い出ばなし

鬼ごっこ |内川准一

 小林さんの『鹿島小学校でお化け遊びと称して、何人かの友人たちと学校内を探検』した話を読んで、思い出したことがあります。   当時、線路脇の便所だったか、富士見丘寄りの便所だったか忘れましたが、掃除が終わり、丁度西日が便所の床に射し込む頃、しんとして不気味な雰囲気の校内で、時々かくれんぼをしたもので…
ミカン箱のそり | 内川准一 随想

ミカン箱のそり | 内川准一

 みかんの箱のふたを取ると、下から現れる絵柄のセロファン。    産地によって、いろいろと趣向を凝らしたみかんの絵だったり、凝った模様がセロファンの縁を飾っていたりしたものでした。   きれいなものは、南国に思いをはせながら、集めましたよね。  そして、箱の方は、最後には手作り「そり」になったもので…