昭和45年頃 鹿島警察官派出所

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聞くところによると、派出所と交番は同じ意味なんだそうだ。

今の、『派出所=交番』から想起する建物には似つかわしくない大きな建物。

 

昭和28年以降、夕張警察署の分署、警部派出所だった頃の時代に建てられた建物なのだろう。

所轄(鹿島・南部)の人口2万人以上だった当時、駅前に並んで建っていた消防と共に、人の命と地域の安全を守るにふさわしいものだった。

 

 

昭和45年頃の、この頃にはすでに、人口減で警部派出所から格下げになっていたが、目にしていたその立派な外観は、派出所=交番というものではなく、まさに大夕張の警察「けいさつ」といった趣があった。

 

 

 

 

白黒写真に着色した画像

 

 

大夕張駅前 鹿島警察官派出所(昭和45年頃)

【大夕張の警察】

  • 昭和4年
    夕張警察署大夕張警部補派出所(大夕張地区,沼の沢,清水沢,真谷地炭山と市街を受持ち区域)と大夕張巡査駐在所が設置される。
  • 昭和6年
    南大夕張巡査駐在所が大夕張南巡査駐在所として移転。
  • 昭和15年
    大夕張炭山と称して請願巡査部長1名と巡査1名の派出所が置かれ警備にあたる。
  • 昭和17年
    鹿島警部補派出所鹿島巡査駐在所,鹿島南巡査駐在所と改称(大夕張から鹿島への字名改称による)
  • 昭和25年4月
    明石町に巡査駐在所が新設(明石町,常盤,桜ヶ岡,開拓を受持ち区域)
  • 昭和27年8月
    鹿島警部補派出所は警部派出所に昇格。
  • 昭和28年11月
    夕張市警察署鹿島分署が設置。(鹿島と南部地区の警備を担当)
  • 昭和29年12月
    札幌方面夕張方面警察署鹿島警部派出所となる(新警察法)。
  • 昭和43年4月
    巡査部長の警察官派出所となる(人口減)。
  • 昭和49年4月
    閉山後の統廃合で,鹿島南警察官駐在所(千年町)のあとに鹿島警察官駐在所設置。

(2020年2月13日 公開)

(2022年11月2日 更新)

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