山神祭 富士見町3丁目33番地

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 富士見町3丁目33番地、家の前から父が撮影した写真。

 列の先頭にその頃よく遊んでいた近所の『トシ坊』が立っている。自分はこの行列の中にいたのだろうか、さっぱり記憶はない。 

  

  

 かつてこの写真を見た時には、行事そのものよりも、写真にうつるこの道路を境に、左手の啓心寮隣の土手下の空き地にトウモロコシや大根を植えて収穫していたこと、右手の小さな沢で家から出た石炭の灰で沢水をせき止めて、ダム遊びをしていたことや、ヤゴやザリガニなどをとって遊んでいたことなどを懐かしく思い出していた。

 

 

 今は、鹿島小学校の横に見えている教会の裏手から左の住宅下の辺りを通る国道の姿を思い描いて、頭の中でこの写真と重ねてしまう自分がいる。

 

 現実を知ることは、いいようで悪いような・・・。

 

  

 今日、6月15日という日は、子どもの頃楽しかった山神祭の中日だった。

 朝起きて、新聞に出ていた北海道神宮のお祭りの記事を見て、今日がその日だと思い出した。

 

 

 同時に、「今年も半分過ぎた、6月ももう折り返しだ~」というぼやきというか、愚痴というかそんな戯言が浮かんでくる。

 

   

 そういえば、あの祭りを迎えた日の楽しく、昂揚した気分は、最近味わったことがない。どこに置いてきてしまったのやら・・・笑。

 

 

 

  

  

 

昭和43年頃 奥に鹿島小学校校舎

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