新旧交代 白銀橋 2014

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 後ろは、鹿島眺望公園(明石町夕張東校跡地)周辺から鹿島白金に伸びる新しく完成した白銀橋と、アーチだけが顔を出す白銀橋。

 

 

 写真を撮影したHHさんは、南部育ち。昭和20年代、小学校は南部小学校に通った。

 桜ヶ丘・下夕開拓地から通う親しい仲間もいたという。

 

 

 夜、シューパロ川の対岸、農場と谷を挟んだ桜ヶ丘に農家のオレンジ色の灯りだけが暗い闇の中にぽつりぽつりと見えていた光景を今でも忘れられないという。

 

 その桜ヶ丘から、昭和30年頃大夕張ダムによる水没で当時の開拓(白金)に入植した人も数名いたという。

 その人たちにとっては、二度目の水没による立ち退き移転ということになった。

  

 HHさんは、沈み行く白銀橋と新しい白銀橋を、そんな旧友達の家族の歴史に思いを馳せながら見つめていたにちがいない。

 

 

2014年5月6日撮影

 

 

 

 

4件のコメント

  • 私も地区名は、白金地区で・・「しろがねちく」です
    川の名前はシュウーパロ川の「沢」という感じで、白金川とは言ってなかったと思います
    白金の沢・・「しらきんのさわ」といってました 「しろ」ではなく「しら」ですね
    明治生まれの祖父が「しらきんのさわ」で砂金を採っていたというのを聞いた覚えがあります

    開拓農家と言われた方々が野菜、スイカなどを作っていました
    東校のバスケの先輩もおられ、練習のランニングで行ったときにスイカをご馳走になった思い出があります

    夕張岳の登山口でもあります  又、学校の写生会で河原などにいった記憶も思い出します

    ziny

    • ありがとうございます!

      白金の沢=「しらきんのさわ

      ですね。
      確かにそうでした!
       
      ひょっとしたら、自分、こどもの時から、よく「ろ」と「ら」を誤読していたかもしれません(笑)

      川の話ですが、自分も「白金の沢」といっていたそこが川だったと思います。
       
      以前見た資料にも本流ペンケモユーパロ川の上流に沢の名称が書かれていました。

      最近見た国土地理院の地図には「白金川」の名称が地図に載っていて、

      水没した鹿島白金の川の名に、
       
      ペンケモユーパロ川
      白金川
      カネオベツ川
       
      とシューパロ湖に流れ込む三本の川の名が書かれています。(添付した地図です)

      ずいぶん上流まで湖になっているのでそれぞれが別々の川のようにも見えます。
       
      白金川は、漢字でふりがなもなく、
        
      「白金川」=かつて「白金の沢」
       
      で、さすがに「しらきんがわ」だと思いますが、どう読まれていくのわからないような気もします。
       
       

  • 当然だと思いますが、白銀橋はフリガナがありませんが、
    私は普通に「しろがねばし」と読んでいますが…
    そうですよね… 以前に、そうではない言い方を聞いたので
    念のため確認です 世代により違うのかな・・・?
     ziny

    • zinyさんがいうように、自分も
      「白銀橋」=「しろがねばし」
      それ以外の読み方はしりません。
       
      当時の大夕張で暮らしていた中での呼び方は、
       
      地区としての「白金」=「しろがね」
      川の名前「白金川」=「しろきんがわ」
      沢の名前「白金の沢」=「しろきんのさわ」

      沢や川は中学校の炊事遠足でいった場所かどうか定かではありませんが、たしかそう呼んでいました。
      (もし間違っていたら教えてください。)
        
      子どもの頃、同じ地名でどうして読み方が違うのかなあ・・・・と素朴な疑問を感じていましたが、その後、そんなことも忘れていました。

      「白金」地区は、中学校の修学旅行で行くかもしれなかった道東の「白金温泉」と同じ「しろがね」なんだなあ、と当時思った記憶があります。
       
       

       

       

       

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