白金望郷之碑
2023-07-12
2023-07-13
38470
訪れたのは夏の終わりが近い2022年8月22日。
快晴の青空の下、心地好い汗が噴き出す。
本当は、厳冬の雪風の吹きすさぶ中、訪ねてくるのが、開拓の歴史の垣間見る良い機会なのかもしれない。
しかし現実は、冬季間は明石町の鹿島眺望公園から先の白銀橋に至る道路は閉鎖されていて、ここに来ることはできない。
裏面には、開拓・白金の地で47年の歴史を閉じることになった住民の名前が刻まれる。
一人一人のお名前が背負った家族の悲喜交々、仕事の苦労や喜び。自分には想像もつかぬことと知りつつ、それでも尚思いをめぐらせ、碑の前でしばらく時間を過ごしたのだった。
碑文
白金望郷之碑
平成八年十月
鹿島農事組合
夕張シューパロダム
鹿島農地対策協議会
小林和拓
古田サダ子
濱野野隆行
中松康治
森元繁
田坂啓一
吉田仁
山田昇
山田優
山田義雄
中松勇治
佐藤孝則
服部喜三郎
関口廣富
佐藤泰幸
藤田光雄
谷川栄子