シューパロ川の化石
今日(2023年7月24日)、北海道新聞12面(道央版)に、かつて大夕張の鹿島小学校グラウンドで公演を行なったという『木下大サーカス』が札幌で公演中という記事とともに、『夕張の化石に触れて』というタイトルで室蘭市で開催中の展示について写真付で紹介されている。
記事を要約すると、『DENZAI環境科学館』(室蘭市本町)にて、室蘭市内在住の藤井清美さん(86)が寄贈したアンモナイトなどの化石65点のうちの一部、22点の展示が21日から始まった。
化石は、藤井さんが、小学校から高校まで過ごした夕張市で、自宅近くを流れるシューパロ川の河原で拾ったり、川沿いの岩盤から掘り出したりした化石だ。
化石に触れることができる展示が特徴で、来場者からも好評だという。
新聞には書かれていないが、藤井さんは、大夕張出身の方で,子どもの頃から沢で化石採集をしていた。
寄贈したものはすべて大夕張で採取したものだという。
年齢からすると、昭和10年代から20年代にかけての頃だろうか。
『DENZAI環境科学館』は、室蘭市青少年科学館にかわり「環境」をテーマにした室蘭市環境科学館と、室蘭市図書館と一つの建物にあわせて新たに整備された施設。
室蘭市青少年科学館といえば、自分と同じ年代の方は、鹿島小学校5年生の頃、当時できたばかりの施設(昭和38年完成)で現地学習・修学旅行のコースに入っていて、その名を記憶に留めている方もいるだろう。
公式Twitterでは、『DENZAI環境科学館は全館エアコン完備。 暑い日も快適に過ごすことができます。』ということなので、「夏の暑さにうだっている」大夕張の化石に触れてみたい方にもお薦めでしょう。
DENZAI環境科学館 – えみらん|DENZAI環境科学館・室蘭市図書館 (kujiran.net)