夏休みのお昼ご飯|高橋 歌子

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私が子供の頃の夏休みのお昼ご飯といえば「冷麦」


あのピンクとかぐりーんとか入っているやつですね。あれでした。

 
なにが美味いんだか、色つきのを妹と取り合ったりしてました。

 
それで、毎日毎日「冷麦」

 
「たまには違うものが食べたいよ~」

 
母に訴えると

 
「今日は違うよ! 今日は、そ・う・め・ん」

 

学校があるとき、土曜日のお昼ご飯の定番と言えば

 
「じゃがいものふかしたの」

 
たまにかぼちゃも入っていました。

 

 

おやつと言えば「かんかい」とか「たらのみりん干し」とか。

 
南部せんべい、源氏パイ、ちょっとリッチに「ブルボンのホワイトロリータ」

 

 

母はよく「カルピス」のようなものを手作りしてくれました。

 

 
どちらかというと森永の「コーラス」に近い味でやや酸味が強かったように思います。

 

 

 
その飲み物は大夕張を出てからは一度も作ることはなく、大夕張の思い出の味となってしまいました。

 

(2001年7月11日 記)


思い出ばなし

 

1件のコメント

  • 「ひやむぎ」という言葉は、自分にとっても特別の印象があります。麺に二,三本色がついていただけなのにね。 一時、そうめん」とどう違うの?とTVで話題になったこともありました。

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