1990年代 雪の降り続く日 鹿島小学校のグラウンドの北東角方向を見る。 鹿島小の低学年だった頃は、ここにあった砂場から大夕張駅ホームを見ながら、砂山を作っててっぺんに棒をさし、倒さないように砂を取っていく遊びを二、三人でやっていた。 街から見ると一段高いところにあったグラウンドからは、商店街の屋根が木立の向こうに見えた。