大夕張山歩記 山菜採り 7月8月

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北海道ではナラタケの別名でボリボリという。

自分は、ボリボリという語感になつかしさを感じる。

 

「ボリボリとってきたから」と、近所のおじさんからよくお裾分けをいただいていた。

我が家では、味噌汁やてんぷらにして食べるが多く、おいしかった。

 

住宅地も山の中にあるようなものだから、ちょっと道を外れると、キノコが生えているような場所もよく見かけた。  

でも、よく似た毒キノコがあるとから、自分で安易にキノコをとったり、口に入れてはいけないと親からきつく言い聞かせられていた。

実際に『毒キノコにあたった』という人の話も聞いた。

  

まあ、食べることは好きでも、キノコを採ることには興味がなかった子供だったので、その心配もなかったのだけれど・・。

  

タモギタケは、ヒラタケのなかま。

 

何れも今では食用キノコとして、栽培もされている。

タモギタケ

 

 

 

   


山菜採り

 

7月

 

タモギ

中旬から8月にかけ、夏のキノコ採りは、タモの木につくタモギ採りである。

味噌汁にして美味。

 

8月

ボリボリ

8月中旬~下旬ころ、ボリボリの一番こが出る年は不作と考えてよい。

これは一週間ほどで終わることが多い。

 

 

以下 続

(米沢作朗氏記 『鹿島のあゆみ』より) 

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