湖畔亭での食事風景
2024-06-28
2024-06-30
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昭和42年頃のシューパロ湖湖畔亭。
窓の外には、当時のボートの影らしきものが映り込む。
手漕ぎボートや、遊覧モーターボート、湖畔亭の開業当時そんな時期が一時期あった。
いつものことながら、真ん中に写る人物の新聞に目が止まった。
『明日 発売開始』の文言とともに、『ある大統領の死』という本の広告が掲載されている。
事件から四年後の1967年4月に発刊された、ケネディ大統領暗殺について取り上げた本だ。
大夕張の我が家の、押入れの中にミカン箱を重ねてつくられた、父の書棚にもこの本があった。
子どもの頃の強く刻まれた忘れられない思い出は、ふとした瞬間の景色と結びついて記憶されることがある。
アメリカ合衆国の大統領が暗殺されたという、この衝撃的なニュースは、当時鹿島小学校2年生だった自分にも記憶がある。
当日小学校で話題になったのか、遊びに出る前に家で親に聞いたのかよく覚えていないのだが、富士見町の6丁目の坂道を歩きながら、「なんだか世の中で、とても悪いことが起こったようだ」と思っていた。
この事件を聞くと、秋晴れの影が色濃く映る坂道の景色とともに、当時の心情が呼び覚まされる。
大夕張を出て50年以上、ケネディ暗殺から今年で、61年になったが、父が読んでいたこの本は、今も自分の手元にある。
今雅秋
湖畔亭での食事風景
昭和40年代、転居後、父が仕事で北海道に行った時、大夕張に寄って叔父叔母と湖畔亭で食事した時の模様。
湖畔亭内部も珍しいかと。
(2024年4月)
次は、昭和40年頃の人々でにぎわうシューパロ湖畔と、湖畔亭。