昭和12年大夕張尋常高等小学校校舎
2024-11-27
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昭和12年の鹿島小学校の姿(当時は大夕張尋常高等小学校)後年教会が建つあたりに奉安殿が見える。
写真は、鹿島小学校閉校記念誌『かしま』から。同書のキャプションには「昭和10年頃の校舎と木」と書かれている。
奉安殿(ほうあんでん)は、戦前の日本において 「御真影(ごしんえい~天皇や皇后の写真)」や教育勅語などを安置する建物のこと。
昭和10年以降全国的に建設され、国民精神総動員運動の中で、児童の登下校時の奉安殿への最敬礼が一般化し「御真影」は神格視された。
敗戦後、文部省の命令(昭和21年6月29日次官通牒)などによって奉安殿は全面撤去された。
(2020年2月19日 掲載)
(2024年11月27日 更新)
白黒写真に着色。文章追加修正。