昭和26年6月、鹿島小学校の中庭にて　多くの先生方が『突っかけ』を履いて撮影に臨んでいるのが、面白い。

　また、何人かの先生は、腕に腕章をつけていて、これは、たぶん自分が昭和40年頃在学中にも、そんな先生がいて、当時『日直』または、『日番』と呼ばれる先生が、交代で学級委員をやっていた児童らとともに、校内を巡視してまわり、学校生活の安全維持につとめる役目の先生だったと思う。

この年の6月に在職したと思われる教職員の名前を、鹿島小学校閉校記念誌「かしま」から、赴任した順に記載していくと、

横路時男、長谷川安造、村山豊、平柳フミ子、三井健太郎、林剛、笠原利秋、池田久子、庭田和子、佐々木キミ、

大滝壽雄、尾崎寿美子、谷口裕子、藤田麗子、澤井節也、長谷川朋子、三浦英喜、澤田俊蔵、田中豊一、矢野為夫、

江端厚、佐瀬中正、西村政訓、奥井清子、熊谷悦子、兵藤恵子、宮下博、竹野洋子、中田喜三郎、中田チヨ、

湯浅イチ、菊地チヨ、川添と志子、對馬正徳、永森恒雄、羽根田稔、小熊禄郎、加藤フサ、齋藤昭、相沢千賀子、

北澤多恵子、田中宏子、谷口敏、伊藤義雄、渡邊正志、前田満子、伏木秀実、

の諸氏となる。（敬称略）

　写真に写る49名に対して、2名程名簿の数は少ないが、この年6月1日に教師13名、児童614名が鹿島東小学校にうつるという事情もあり、職員室の動きも慌ただしかったと思われる。

　鹿島東小学校との分離により、それまで二つに分かれていた職員室も、一つになったということです。