2020-03-30
2022-03-28
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平成10年夏 シューパロ川の河原(鹿島橋付近) |飯田雅人
平成10年(1998年)7月16日
東小の前の坂を少し下り,鹿島橋左手の笹をかき分けると確かに河原に下りる道がついていました。
無我夢中で娘と駆け下りていきました。深い雑草をかき分けて出た先は広い河原になっていました。干潟には小さな魚が手ですくいあげるほど泳いでいました。
ここでは,かつて子供たちが,つづぼう(みみずに木綿糸を通してそれを輪にしたもの)や、木枠にガラスをつけたもので水中を覗きかじかなどをヤスで突いて遊んだ場所です。そして,今も上流から流されてくるのか角のとれた円い石炭があちらこちらに落ちていました。昔,この石炭を拾い集めて生活の足しにしていたという話もききました。廃墟となった町を忘れさせてくれる昔と変わらぬ風景でした。きれいになった川の色を除いて・・・。その日,私は時間を忘れて時を過ごしました。
BGMをつけてみました。(自動再生はPCのみの対応です。スマホ・タブレットは手動になります(..;)
写真は当時大夕張には、エプソンのCP500とかいうデジカメを購入して撮影にいっていたのですが、640 × 480くらいの解像度しかありませんでした。
今となっては、おもちゃみたいなものですが、当時は普及機のデジカメでは当たり前でした。そんなわけでボケボケの映像です。