大夕張つれづれ■夕張を訪ねて■|高橋正朝 #20
用事があって帰国し、11月30日にバンコクに戻りますが、今回は3か月近く日本にいるので、大夕張時代の友人の何人かに会っています。
9月下旬に札幌に行ったとき、 社会に出てから知り合った医者をやっている友人に、9月29日に、夕張市にドライブに連れて行ってもらいました。
その日は土曜日で、午前中は彼のクリニックが開いているので、午後に出発しました。
夕張市役所はすぐわかったものの、夕張駅をすぐ見つけることができませんでしたので、車で少々うろちょろしました。
なんと、市役所のすぐ前にあるんですネ。
その間、歩いている人を見かけたのは、合計して十人ぐらいでした。その日は風もなく、上着を着ている人が殆どでしたが、私はTシャツ1枚だけの暖かさでした。
風はなく、暑くもなく寒くもない穏やかな土曜日の午後・・・・・・。
なのに、人声が聞こえない・・・・・・。
友人は、もしかして、夕張市の人間は、週末には泊りがけで栗山町や札幌に出かけているんじゃないのか、と言ってましたが・・・・・・。
コンクリートのアパートやホテルがあるものの、人をまばらにしか見なかったので、さびれた町、といった印象が強かった。
昭和天皇が宿泊した建物が残っていたので、その内部を見学しました。友人の話だと、その建物を取り壊す話がでたこともあったそうですが、そのことがニュースになり、歴史的な建物だから、ということで、どうにか保存することになった、ということだそうです。
内部には、あちこちから蒐集したステンドクラスの灯具が陳列してあり、それが過ぎ去った時間を偲ばせ、美しかった。
レストランが併設されていましたが、クラシックで興趣があり、次回、チャンスがあれば、そこで食事をしたいと思っています。
清水沢にも行きたかったのですが、 夕方になってしまったので、 これも次回の楽しみにとっておくことになりました。
高橋 正朝 ( たかはし まさとも )2012/10/28 _ 09:29:32
昭和23年11月に明石町生まれ。鹿島東小学校から鹿島中学校に進み、夕張工業高校の1年の3学期に札幌に一家で転住。