大夕張駅頭 見送り
2021-04-28
2022-04-10
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昭和32年4月26日
大夕張駅にて。
大夕張駅 見送り風景 【飯田雅人】(2020年11月27日)
この写真は、祖父が鹿島小学校から転任して同じ夕張市内の富野小学校に向かう時のものです。
この日は、4月下旬だというのに天候はよくなかったようです。祖父は、大勢の人に見送られて20年過ごした大夕張の地を去りました。
学校旗を持つ子どもたちや、職場の同僚たち、写真をカラー化して初めて気が付いたのですが、ホームの先の方まで、線路の柵に連なる人達の姿を見て、当時の盛大な見送り風景に、あらためて驚きました。
当時、教職員の人事異動がどのようなものだったのか知りませんが、新学期が始まって一月近く経ってからの移動となったようです。
そのため、当時、宝町から鹿島東小学校に通っていた私と6歳違いの叔父は、新一年生に入学後、2週間ほどで、富野小学校に転校になったということです。また、小中学校に在校していた叔父・叔母も他にもいましたが、同じような事情だったと思います。
遠幌小学校の郷土資料室にカラースライドが沢山残されており遠幌駅ホームでの写真もあり、
中には白帯の入った客車の写真もありました。残念ながら廃校と共に廃棄されたのでしょう。
貴重な写真資料や、実物資料がそうして消えていくのは残念な限りです。(;.;)
私の祖父が持っていたアルバムや、学校の資料などを今見て見ると、紙は、やっぱり劣化が激しく端の方から色あせたらり、ボロボロとなってきています。デジタル化しておく必要を痛切に感じます。