昭和40年、鹿島小学校グラウンド、バックネット前

　私達、鹿島小学校、桜組は野球部が有りました。

　１軍と２軍がありまして、鹿島東小学校の選抜チームと試合をするのに、東小学校まで行きました。

　帽子は黒で、帽子のマークが、鹿島の『K』でした。

　当時若菜に有った小学校の名前、忘れましたが、若菜まで試合に行った事あります。

　帽子のマーク『K』は、担任の湯浅先生が考えてくれて、『Ｋ』をアレンジしてます。

　ユニホームを揃えているチームは、東小学校含めて、私達だけでした。

　夏は野球、冬はスキー。

　野球のユニホームの　『ＳＡＫＵＲＡ』 と背番号は、ホックで止めていて、ユニホーム洗う時、外してました。自分でホック付けた記憶があります。

　私　グラウンドで、スパイクの爪を拾いまして、岳富町の安田靴店に行って、スパイクの爪を、自分の履いてるズックに付かないか相談したことがあります。

　するとスパイクの爪がいっぱいあって、ズックの前側に付けてくれました。

　当時野球のスパイクは　高くて買えませんでしたから。

　冬のセーターは、確か508番と言う毛糸で、目に染みる様な、オレンジ色でした。毛糸の色を決めて、それぞれ手編みでした。

　私の親は編めないので、編んでもらいました。親同士も仲が良く、参観日の日など、教室に入りきれないほどでした。

（2021年7月27日　記）

　（筆者紹介）

昭和29年6月生まれ三男として 南清水沢で生まれ、2歳の時、緑町に、のち春日町で18歳まで大夕張で暮らす。昭和48年、一時大阪へ転出するが、昭和50年帰郷、南大夕張鉱業所ヘ就職し、平成2年3月の閉山まで勤務。