北海道言葉と食べ方の話題|佐々木洋子
私の住んでいる君津には、たくさんの大夕張出身者がいると思います。
引っ越しした当時は、同じ団地に住んでいました。
皆 家を建ててバラバラですけど・・・
さて、北海道方言と言えばたくさんありますが『うるかす』(つける・ひたす)は、標準語だと思っていました。
10数年前に、千葉県人に指摘され、驚いて辞書で調べてしまいました。
先日 友人(親が室蘭出身)に『うるかす』の話をしたところ、いままで標準語と思っていたと言っておりました。
『かしがってる』(傾いている)もそうでした。
祖父、祖母、父、母、家族が大夕張出身で、北海道弁でしたので当たり前です。
特に祖母が『あずましくない』(居心地が悪い)とよくしゃべっておりました。
10年前に亡くなりましたので最近はあまり聞きません。
家では(ごみ捨ての日)は、『ゴミを投げる日』です。
『かまかす』(かき混ぜる)は、千葉では『かんます』と言っている人がいます。でも、その方のご主人が札幌の方なので、たまに北海道弁を使っています。
『ばくる』(交換する)は、最近あまり聞きませんが、社員に訓子府出身者がいますので、たまに聞くとなんだか懐かしく思います。
気になっていることは、食べ物の食べ方です。
祖母が単に砂糖が好きだったからでしょうか?
ふかしたジャガイモに、バターと砂糖。
トマトに砂糖。
茶碗蒸しも、ポテトサラダも甘い。
父と私は、いまだに納豆にも砂糖です(会社のものに馬鹿にされます)
お赤飯は、甘納豆です。内地(本州)の赤飯を初めて見たときびっくりしました。
木更津のお肉屋さんで、甘いポテトサラダが売っています。食べると祖母を思い出します。
大晦日には、年越しそばを食べますが、わが家では夕飯に、正月料理のご馳走を年越しとして、食べています(そばは23時頃に食べます)。
普通はそばだけとか、普通のご飯とか聞きます。
皆さまはいかがですか?
(2001年3月14日 記)