夕張シューパロダムに思う|高橋歌子
2021-11-13
2022-03-23
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2014年3月、試験湛水開始。
その時はずっと気持ちがどんよりしていました。
夕張シューパロダムを受け入れられるまで、ずいぶん時間がかかりました。
なんとか受け入れられたのは平成30年(2018年)の台風で大被害が出た時でした。
シューパロダムだけが余裕で溜め込んでて、結果石狩・空知の被害がそうでもなかったって言うのが。 あの狭い大夕張が犠牲になったお陰で、あの広い石狩平野が助かりました。
それでも水位が下がって出てきた大夕張を見た人たちに、「エモい」って言われるのは違和感を感じます。
違和感。言い方は、極端ですが、父母の変わり果てた姿を見て、懐かしいとは思えない、そんな感情に近い?
とはいえ、行ってないので、いけばいったで別物の感情が沸き起こるかもしれない。
行ったときにどんな感情が自分にわき上がるのか・・。
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新しいダムへの旧住民の一人としての尊い思いを大切にしたい。