こちらの写真も、『昭和8年 栄町』の写真と同じように、かつて九州の大学のデジタル資料で公開されていた画像の2枚のうちの一枚。 石炭の積み込み場のあたりには、石炭車を連結した蒸気機関車が白煙をあげているのが見える。 その向こうの工場地帯は、開発までの原野が広がっている。 原野を切り開いて建設された、礦業所一帯は、このころはまだ、人の目にも新築の施設群が威容を誇っていたことだろう。 白黒写真に着色した画像 昭和8年 三菱鉱業大夕張礦業所全景