富士見町6丁目から

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昭和40年頃、富士見町6丁目の山から鹿島小学校方面をみる。

清水の遊び場 

富士見町6丁目は住宅のどんづまり、礦業所のすぐそばという印象がある。住んでいた家の裏手には山が迫り、小学校低学年から中学年にかけて、春夏秋冬ここが遊び場だった時がある。

この写真の真ん中、住宅と山の境目に小さな坂が見える。

この坂の下、写真でいえば、そこの右手に小さな沢水が湧きだし流れていたところがあった。

山の中腹から湧いた水がここでたまって、小さな池と湿地を作りだしていた。

春はオタマジャクシ、ヤゴ、小さな魚などがいた。トンボや、蝶、蜂など多くの昆虫が集まり、水の中には様々な生き物が棲みついていた。

虫網や空き缶をもっていって、いろんな生き物を収集していた。時には、水辺にかがみ込んで、長い時間ぼーっとして池の中の様子を観察しながら時間を潰した。

今思い返してみてもそれは至福のひとときだった。

白黒写真に着色した画像

 

遠く鹿島小学校、大夕張駅。山から流れる沢の様子が見える

このあたりはいくつかの沢水が流れて上の場所で集まっていた。昭和33年の富士見町の白地図には、はっきりとその沢の筋も描き込まれている。↓


1件のコメント

  • 炭山駅から沢にそって富士見町の6丁目の山の方に上がると広がる景色。子どもの頃よく見た風景だ。
    写真を拡大すると不鮮明ながらも、大夕張駅構内も見える。
    何より山の遊び場が映っているのがいい。
    手前の住宅から、いまにもひょいと、隣のおばさんや、ねえさんがが顔をだしてきそうな・・・・。

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