カメムシの富士見町 | 對馬良一

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 大夕張栄町で生まれ、代々木町、春日町、最後は富士見町で生活した、昭和10年生まれの男です。

 現在、群馬県館林市に住んでいます。

 
 近所に春日町にいた、和田力雄さんが住んでおります。

 
 今年(2003年)10月18日に虎ノ門で東京夕張会、11月1日上野精養軒で大夕張会が開催されます。

 又、10月7日に、鹿島中第4期生の同期会を札幌で開催し鹿島見学ツアーも計画しています。


 さて、富士見町の記事を楽しく懐かしく読ませて頂きました。

 富士見町の想い出は、家が5丁目の最上部で、地図では西本さんの隣で、岡部宅になっていますが、ここに昭和46年まで住みました。

 

 春夏秋冬の山の移り変わりの美しさは、今でも忘れられません。

 
 秋には、夕張岳の麓から紅葉の時期に山が燃えるように、数日毎に下がってくる風景が素晴らしかったのが、今でも目に焼きついています。

 

 父は富士見町の詰所に、私の転勤まで勤務していました。

 

 昭和39年生まれの長男は、通園、通学の登下校時に、下履き袋を引ずきりながら、雪の坂道を歩きました。

 

 その息子も、今は二児のパパ。

 

 
 秋には隣の西本さんの畑に、キジのつがいが豆を食べに飛んで来たり、サンダルで裏山にキノコやぶどうを
取りに行く事の出来る、自然に恵まれた所でした。

 

 
 しかし、秋も終わり頃になると、臭いカメムシが家の中に侵入し、悪臭を放つのに我慢できず、集会所傍の
(地図では長谷宅)家に引越した苦い思い出もあります。

 

 

(2003年 9月18日 記)


随想

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