選炭場の選炭婦たち

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 夕張のどの炭鉱も選炭場には、大勢の選炭婦と呼ばれる女性がいた。

 大夕張炭砿にも選炭婦と呼ばれる女性たちがいた。

 バンドと呼ばれるキャタビラー状の機械にのって流れてくる石炭を、炭塊の大小、岩塊の別などを素早く選別し、選り分けていた。

 とかく男の荒々しい炭鉱の職場の中でも、ここは、晴れやかな活況を呈し、時に美しい花も咲いたという。

 昭和28年頃から、機械化が進み、どこの炭鉱の選炭場からも、女性の姿も消えた。

 この写真は、昭和11年(1936年)頃の選炭場の風景。

白黒写真に着色した画像

掘リ出された石炭を選別する選炭婦たち
Masami Kawauchi
Masami Kawauchi

私が南大夕張の選炭機にいた昭和64年に、58歳の先輩の話。

もともと、大夕張鉱業所にいて、閉山で南大夕張に来た人でした。

 

その先輩が18歳の頃、昭和25年頃、お風呂には女風呂が無く、「一緒に入った」と聞いたことが有りました。

 

「当時の女の人は強くて、よく冷やかされた」と言ってました。

 定か どうかは わかりませんが?

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