「太古の森」に帰り始めた? |jun

20032

 この場合、国語的には「帰る」と「返る」はどちらなのか・・

 
 だけど、雰囲気的には「帰る」にしたい。


 2019年10月11日(金)

 1年半ぶりに大夕張に帰った。

 
 紅葉が進んでいてすごく綺麗。

 
 行く度に思うけれど、本当に美しいところですね、我が故郷は。

 

 で、今回びっくりしたのは、植生の回復速度が急に上がり出したこと。

 
 沢山のオオジシギの楽園だった野原は藪に置き換わり、鹿島小校庭のイタヤすら探さなければ見つかりません。

 
 しかも国道452号から校庭が見えるのは一瞬です。路傍の木立ちが邪魔をします。

 
 「キリ助」もいないので、この辺りとわかっていても車は行き過ぎてしまいます。

 ご注意ください。

 
 この日のシューパロ湖は、時期的なものなのか、台風19号の襲来に備えてなのか、水位が下げられていて、
普段は水中にある白銀橋が櫛のような姿を水面に現わしていました。

 
 懐かしくて暫く見入ってしまいました。

 
 そして帰途。

 清水沢駅近くで、いつも一時停止する踏切に進入したときに異変が!・・

 
 そこに、一時停止の竿は無かった。

 
 見下ろす先には線路も無かった。

 
「そうだ。廃線になったんだった・・」

 
「時代」がまた一段、ステップを登ったのを見届けた瞬間だったのかもしれない。

 
太古の森を切り開き 埋もるる宝返さんと 力よ誉よ 地の響き 鍛わん腕 ああ大夕張

 
地球環境を守るために、石炭火力発電は、一刻も早く根絶しなければならない!と君は言うのか・・

 

 

(2019年10月9日 記)


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