父と七夕の記憶 | 宮内文人
2022-08-09
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父親が他界して8年になりますが、若いころは写真撮影の趣味もあって、暗所でよく現像している様子が記憶に残っています。
投稿写真は、昭和33年8月7日の七夕祭りの様子です。
代々木町8丁目に住んでいました。
2歳の私が写っております。
同じ長屋に山本さんという方がいて、よく私のことを可愛がってくれました。
その方のご主人は犬を飼っていて、空気銃を持っていて、シジュウカラのような小鳥や水槽でワカサギなどの飼育をしていた人で、子供心にも『多趣味な人だなー』と感じていたと思います。
動物が好きな人で閉山後は競馬の飼育に携わったようです。
私の人間形成の一角に間違いなく存在しています。 ありがとうございました。
(2020年10月 記)
昭和33年当時、これほどの広角レンズで写真を撮っていた人はなかなかいない。
レンズ交換できるカメラを所有し、レンズも3本以上は持っていたはず。で、
その場合、お金がかかって、「道楽」レベルの趣味だったと思います。
他に考えられるのは、二眼レフを使って、お手製レンズを作って取り付けて写したのか?
この場合は、かなり理科好きで好奇心が強いお父様だった・・となります。
青い空にたなびく色とりどりのテークや短冊の飾り。目の前に置かれた三輪車と合わせてご両親の愛情とぬくもりを感じます。
あったかくて、いい写真だなあ。😀