春日町 住宅地

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 川に近い低いところにある春日町に行く坂道はいくつもあった。それは、『昭和47年春日町航空写真』でもみることができる。

 

 崖の上にあった購買会のあたりから右にいくと、急斜面を直下に下る細い道と、やや車も通れる広めの道路があった。

 写真は、その広めの道の途中から見た、春日町の詰所より南側の住宅地のようだ。

 

 戦時中には、この斜面の崖に防空壕が掘られ、昭和30年代にまだその跡が残っていたという話もあった。

  

 戦後、炭鉱発展ともに人口が急増し、それまで町のはずれであった場所が多くの人が住む住宅地となった。

 

 それだけに閉山とともに早くに住宅が取り壊され、空き地となった町でもある。

 

  

 なお、大夕張には富士見、代々木、弥生など東京の地名からとった町の名前が多いが、ここ春日町もその中の一つだった。

 

 

右下に坂道に取り付けられた手すりが見える

 

春日町詰所からみた坂道

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