鹿島小学校グラウンド横の土手 1997

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鹿島小学校グラウンドバックネットのあたりから、教会・聖心幼稚園の建物とテニスコートの並び。

 

大夕張カトリック教会が実施していた日曜学校(学習塾)の帰り、土手の上をゆるやかに下り歩いていくと交差路にでる。

 

左にいくと神社の山に向かう道、右に行くと鹿島小学校の校門の方に下る。

 

まっすぐ行くと富士見町に向かう道。

 

そのスキー場の前を通る山側の道を、歩いて帰った。

 

帰りはいつも夜。

空に輝く星空に見とれながら上を向いて歩いた。

  

 

写真のこの場所を自分は「グラウンドの土手(どて)」と呼んだ。

 

当時住んでいたみんなが「どて」と言っていたかどうかは、もうわからない。

 

自分にとって「どて」という言葉から連想するのは、いつもこの場所のことだった。

  

 

平成9年、鹿島小学校閉校式に参加した時、グラウンドに大勢の参加者が行き来する中、この土手に男性が一人でたたずんでいた。またその近くでは歳をとった夫婦が何かを話しながら肩を並べてゆっくり歩いていた。

 

そんな光景を忘れることができない。

 

 

1997年5月18日撮影

 

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