大夕張のまち その8 1997 栄町商店街を北側から

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『大夕張のまち その7 1997 大夕張銀座と呼ばれた商店街』の写真の左側奥に、青い屋根をした建物が見える。 

そこから反対側(南側)に向かっての写真。

 

青い屋根をしたその建物が、かつての理容パーマ『フレンド』の建物で、商店街の北の端にあたり、『まち』の終わりだった。

 

 

 ここでは、右手前の青い屋根が一部見えているのが、『フレンド』だった建物。

  

 購買会を中心とする商店街だった北側の部分が写り、その購買会の建物があったところが、ぽっかりと穴が開いたようにうつっている。

 

 

 戦後、海外からの引揚者の小さな露店の集まりからスタートし、次第に商店街として発展、閉山後も住民の生活を支える機能は維持し続け、いよいよまちの終焉を迎えようとする時、その移り変わりには見る人に様々な感慨をもたらしたことだろう。

 

 

 

 

1997年5月18日 撮影

 

 

 この構図の風景を記憶に残す人も多い。

 大夕張のまちの『記憶の定点』の一つともいえる。

 

 

 きっとこれを見ている人の中にも、撮影された方がたくさんいることだと思う。

  

   

 

 

 閉山後4年程たった夏に訪れた、同級生の鈴木さんのお父さんが同じ場所から撮影した写真。

 

 

 

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