旧フレンド美容院の角 1997
2023-06-03
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前回、前々回の投稿した写真をつなぎ合わせて一枚の『作った写真』
合成写真。だからパノラマとも違う、遠近感もおかしなことになっているかもしれない。
子どもの頃、富士見町の家に帰る・・・ここは右に行くのが馴染みの道だった。
だからこの写真を見ていると、どうしても右に向かう道が気になってくる。
自分にとって、二方向への分岐点である「角」の印象が強い写真となった。
こうしてみると、当時町の一角にあった『フレンド』の存在感が伝わってくる。
『フレンド』の建物は、けっこういろんな写真に写り込んでいる。
「メーデー」と、「フレンド」というキーワードで検索すると出てくるが、昭和31年のメーデーの日、この『フレンド』の屋根に座って行進を眺めている5、6人の子どもたちがいた。
隊列を追いかけ行進するよりも、屋根の上から高見の見物をしようという中学生くらいの子どもたちの気持ちもわかるような気がする。
上からの光景はまた格別だっただろう。