大夕張の桜-千年町-|高橋歌子

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手前、願正寺のミズナラの木と、向こうに咲く桜の木。

 



千年町の願正寺前からバス道路



 『大夕張神社 花見』で、楽しげな春の花見の様子を紹介しましたが、このあたり寺社街の桜は、大夕張の花見の場所としてとりわけ有名だったようです。

 大聖寺の住職、萩野宗英氏が、『大夕張-鹿島で暮らした日々』の中で次の様に書いています。



 (昭和5年大聖寺建立)当時は人口もすくない淋しい町でした。やがて、終戦を境にして人口も増え、まさに大夕張の全盛期を迎えました。居住した当時植えた桜の木も大きくなり、大夕張の桜の名所として、桜の季節には、多くの花見客で賑わったものでした。

 5月、千年町の寺社街の境内から参道は、何本もの桜の木が花を咲かせ、訪れるお花見の人々で賑わっていたのですね。

 



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