C1101

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大夕張炭山にて

 NHKのテレビドラマ『すずらん』や、東映映画『鉄道員(ぽっぽや)』が公開され、話題になった頃、標茶町に展示保存されていた旧国鉄のC11が北海道の大地を走りました。

 以前、留萌駅-増毛駅間を走ったSL『すずらん号』や、釧路駅-標津駅間のSL『湿原号』に乗車しましたが、サイズ的にも、当時の大夕張の印象と重なり、とてもなつかしさを感じさせる旅となりました。その時のC11は、瀬棚・標津線で活躍していたものだそうです。

 かつて、C62がニセコ-小樽間で復活し、乗車した時に感じた、その大きな迫力のある圧倒的な車体のサイズ感とは違う、親しみがありました。

 大夕張のC1101は昭和19年製造で雄別尺別炭鉱の発注、同専用鉄道で活躍することなく、大夕張鉄道に入線。主に大夕張炭山の入替えや、小運転に使用。時には清水沢まで出てくる事もあったそう。

 昭和47年9月に愛知県の長島温泉に売却され,そこで解体されたということです。

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