番外編••••••KR 省からのメール |高橋正朝 #83
KR 省というのは、旧 K 省と旧 R 省が統合されてできた組織である。
このような書き方をしたのは、SNS やユーチューバーの画面を見てマネをしてみたわけです。
それらユーチューバーたちは、ニューヨーク州の弁護士試験合格を夢見ている、日本人 K 氏のことを、当初は本名で出していたが、昨年末あたりから、アルファベットのイニシャルで表現するようになった。
結婚相手が、やんごとなきお姫様だったからだ。
苗字だけでなく、名前まで表記する場合は、KK 氏、KM 子氏、母子を指す場合は、KK オヤコ( 母子 )、という具合である。 この母子の場合、名前をアルファベット表記にすると、イニシャルは、どちらも K になるからだ。
やんごとなきお姫様であった M 子氏に関わる組織は、キューナナイチチョウ( 971庁 )と表現している。
プラットフォーマーが、忖度を働かせ、ユーチューバーたちが、情報を流せなくなった出来事が出来したからしい。
それで、氏名や組織の表現を変えたようだ。
ユーチューバーたちの動画を見ている人は、すでに、上記のことは、ご存知でしょう。
さて、ここからが表題の本論。
今年、2022年1月19日に、KR 省から、私のスマホに入ってきたメールは、海外から帰国した場合、新型コロナワクチンの日本での注射の予約についてであった。
2022年の、1月〜3月と、3ヶ月間の予約日が記載されていた。
私は、その期間に帰国する気はないが、一応、内容は読んでみた。
予約締め切りが、12月20日だった。
何、コレッ!!!
すごい時間ズレ、というか、日にちズレ!!!
もうひとつ、変なのがあった。
アンケート調査があったのだ。
添付されてあったアプリを開こうと思ったのだが、開くのが不能であった。
スマホの OS は、アイフォンの iOS と Google の Android に大別されるのはご存知のとおりだが、私がタイで使用しているスマホは、NOKIA なので、OS は、Android である。
KR 省からのアンケート調査のメールは、私にとっては初めてのことだった。
アプリが開けないのだから、回答はできない。
私は、在タイ日本大使館に在留届を提出しているので、外務省や大使館から、時々メールが入ってくる。
時には、アンケート調査のメールのときもある。
不定期だが、外務省のアンケート調査は、年に1〜2回、大使館のそれは、年に3〜4回ぐらいである。
それらは簡単に開くことができ、すぐに回答を送信していた。
KR 省からのメールというのは、実をいうと、大変珍しい。
新型コロナの影響による渡航先の可不可やワクチン接種の情報は、ほとんど、外務省や大使館から送付されてくるからだ。
この、KR 省の、新型コロナの件では、一昨年から昨年にかけ、日本で、健康状態を当局に知らせなければならない人たちが、 KR 省のスマホのアプリが開けなくて困っていたことがニュースになっていたが、まさか、今回、私宛に送付されたメールに添付されたアンケート調査のアプリまで開けないなんて ••••••。
この KR 省、年金のデータ未記載、年金データをサーバーからごっそり抜かれたりして、物議を醸していたが、大夕張出身の皆さんは、影響ありませんでしたか?
(2022年3月19日 記)
昭和23年11月に明石町生まれ。鹿島東小学校から鹿島中学校に進み、夕張工業高校の1年の3学期に札幌に一家で転住。以後、仕事の関係で海外で長く生活。現在は、タイ、バンコクで暮らす。
日曜日の朝、当時の白黒テレビで「八十日間世界一周旅行」のメロディとともに『兼高かおる世界の旅』のオープニングロールが流れると、「ああ今日は学校休みなんだなあ」という気持ちを感じた。
海外旅行という言葉がようやくは一般的になってきてはいたが、まだまだ物珍しい外国の映像に自分たちと違うもう一つの別な世界があると感じ、外国は憧れのような場所だった。
当時は、外国に旅行に行った人など、身の回りで聞いたこともなかった。
今は、世界の中の日本、外国は身近になった。
それでも、いろいろな関係性の中で、外国に住むということは、窺い知れぬ苦労や、心配事も多いことだろうと思う。