ニュース映画 | 准
2022-04-05
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先ほど、札幌駅北口のアングラ劇場「さそり座」で「放射能を浴びたX年後」という映画を見てきた。
1954年以降繰り返されたビキニの核実験と、当時南太平洋各地で操業していて被爆した日本のマグロ漁船の乗組員の現在を訪ねるドキュメントだった。
ビキニと言えば第五福竜丸だけが有名だが、実は500隻もの漁船が被爆していた。
そして死の灰を浴びた漁船の乗組員は、多くが60歳前後でガンにより他界した。
国は被爆手帳を交付せず、アメリカからの7億円の見舞金で幕引きされた今の時代からは信られない事実です。
なかなか感慨深い映画でした。
で、何故こんなことを書いているかと言うと、当時、テレビがまだ一般化していなかった時代は、第五福竜丸の映像も映画館で見た「ニュース映画」だったわけで、映像の記憶は鮮明なのですが、映画館の記憶は、さて、協和会館だったのかそれとも丸井デパートの映画劇場だったのか、はて・・
(2012年12月10日 記)
昨晩、偶然ですが、CSで南海放送製作のこのドキュメンタリー映画を視聴していました。
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『第五福竜丸』は、自分が生れた頃の昭和30年頃のことですが、その後も度々ニュース映画に登場したのではないでしょうか。
たびたびアメリカの原水爆実験が太平洋で行なわれ、子どもの中にも「大夕張にも雨が降ったら放射能が含まれているから傘がないときは、帽子をかぶっていないといけない」という話がまことしやかに流れていたようば気がします。
協和会館でみる映画の、始まる前の『ニュース映画』。アナウンサーによる甲高い声の政治、芸能のニュースは、子どもの貴重な情報源でした。