大夕張駅を通過する下り列車 昭和45年

19302

 1997年から始めた『ふるさと大夕張』に、長谷川潤一さんが提供してくれた初期の頃から掲載していた写真の内の一つ。

 

 だから覚えているという人も多いでしょう。

 

  以下の文章も1998年当時のコメントに多少手をいれながら、再度掲載します。

 

 『ふるさと大夕張』を作成していた頃も、なつかしい思い出となった。

 

 

 

 

 大夕張駅にちょうど今入ってきた下り列車。

 

 子供の頃,ホームに停車する機関車でさえ、蒸気を吐き出す音やいつ鳴るかもしれない鋭い警笛の音を非常に恐れビクビクしていた。

  

 見るからに、いかつくごつい蒸気機関車。

 

 迫力に圧倒され,踏切や線路の近くで、列車が近づいてくるといつも耳をふさぎ,じっと通りすぎるのを待っていたおくびょうな子どもだった。

 

 

 タブレットを持ってホームに立つ駅員さんと機関車の大きさを比較すると、意外と「9600」という型式のこの蒸気機関車の大きさは、それほどでもなかったように見える。

  

 子供の頃は機関車がとても大きく見えた。

  

 大夕張から出てから、大人になって初めて見たC62という蒸気機関車は、本当にデカい蒸気機関車だった。

 

 

 

 

 

 

昭和45年頃 大夕張駅ホームに入ってくる『No.7』

 

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