炭鉱とともに 工場地帯 昭和45年頃の大夕張礦業所の工業地帯。 たくさんの数の工場や施設があり、拡大して眺めると飽きない。 『索道ヨリ工場地帯ヲ望ム』と同じ視点の40年間の発展を示す写真といってよく、礦業所の北側から、工場地帯、住宅地の方まで俯瞰する。 写真右端にうつる礦業所事務所越しに炭砿病院、栄町アパート… 続きを読む
絵葉書 索道ヨリ工場地帯ヲ望ム 前回『撰炭場』をちょうど反対側の山の方からみた構図になる。 『撰炭場』の写真をよく見ると、後ろに写る建物から山に向かって伸びるワイヤーロープと、鉄塔が写っていることがわかる。 その周辺には道が通され、周囲の木は切り払われている。 その高台から撮影されたようだ。 昭和4年に、南大夕張~北部大夕… 続きを読む
炭鉱とともに 昭和8年 大夕張礦業所 こちらの写真も、『昭和8年 栄町』の写真と同じように、かつて九州の大学のデジタル資料で公開されていた画像の2枚のうちの一枚。 石炭の積み込み場のあたりには、石炭車を連結した蒸気機関車が白煙をあげているのが見える。 その向こうの工場地帯は、開発までの原野が広がっている。 原野を切り開いて建設され… 続きを読む
思い出の記 坑外作業の仕事 | Kawauchi Masami 昭和45年頃の工場地帯 昭和33年の資料から大夕張礦業所事務所の奥、進発所の近くに工場が立ち並ぶ。赤い枠内が上の図の範囲 大夕張の坑外の仕事、機械の事、書いてみますか。 まず各工場には、坑内から上がってきた機械を、工場に入れる様に、線路が引いて有りました。 機械工場は、坑外機械の1番端で、… 続きを読む
岳麓の里 大夕張10景(10) 脈うつ工場群 大夕張10景(10)脈うつ工場群 画・・・・野 田 淑 雄 文・・・・佐 藤 貞 雄 坑内入坑者の列について一足工場地帯へ入ると、ほぼ正面に、雪をかぶった円すい形の丘が二つ、三つと見える。坑内からの排せつ物といわれるズリ山である。九州地区ではボタ山とも呼ぶ。大夕張砿業所40年の歴史が、ここに積みあげ… 続きを読む