思い出の街角 殉職者慰霊塔(千年町) 三菱大夕張炭鉱の事故犠牲者の霊を弔うために、大夕張在住の篤志家によって建てられた慰霊塔。 願正寺の山平セツさん、佐藤ハツさんらが中心になって建立された。 千年町の願正寺と妙法寺の横の小道から鹿島墓地に向かって、北に15メートルほど入ったところにあったという。 白黒写真に着色した画像 碑:… 続きを読む
思い出ばなし 馬頭観音 |小林光志 便所場球場に近い大久保さんの向かいに、労働馬の慰霊碑がありました。 「大久保組」ご存知ですか? ここに多くの労働馬がいました。 私が大夕張にいた頃は、ちゃんと感謝をこめて祭っていました。 (追記) 大久保組の大久保家は、私の遠い親戚でもありましたので ちょくちょく行き来してました。… 続きを読む
2丁目3番地 2002年 倒壊した地蔵堂 『無縁供養・水子地蔵』が、当時親類縁者のない人たちの供養と、水子供養のために、昭和16年8月、大聖寺境内に以来建立されていた。 この他、水子供養地蔵は、大夕張のほとんどの寺院にあった。 2002年冬、大夕張の最後の建築物であった『位牌堂(地蔵堂)』が雪の重みで倒壊した。 このことは、… 続きを読む
随想 位牌堂(地蔵堂)|内川准一 建物が無くなったはずの大夕張に、この春(2002年)まで、実はひとつの建物があった。 千歳町の火葬場に至る道路脇にあった位牌堂(地蔵堂)だ。 あったと言うのは、この春、雪の重みで倒壊してしまったから・・・ 中に納められていた位牌2千7百は、散乱しないよう4体の地蔵と一緒に倒れた建物ご… 続きを読む
写真 南部の水仙 | 高橋歌子 2011年 「南大夕張炭鉱 殉職者慰霊碑」への案内板の足下に咲く、水仙。 大夕張最後の春。思いっきり満喫できるかのようにものすごく遅い春です。草が茂っていないので住居跡も見ることができます。桜はまだ花開く気配もありませんが水仙・こぶし・エゾエンゴサクが盛りです。… 続きを読む